赤磐市多賀、西光寺参道の登りはじめに位置する2基ですが実質1号墳だけ
大門1号墳...最初の緩やかなカーブが本来20mだった墳丘を含む尾根先

削られた絶壁状に羨道の断面が残る

上の墓地経由で石室にアクセス。最奥のみだが巨大デス!d=5m(東側壁) w=2.4m h=2.1m(現状)

側壁~ 石材は並の大きさ

逆サイド こちら側は羨道あたりまで遺存

奥壁~ 鏡石だけで並の石室なのに、さらに追加。

その余波で天井石が届かなく角を斜めに架けてる
記録によると亀甲形陶棺片とか出てるそうなので タダモノではないもよう
■Point_Link by GoogleMap [大門古墳群]の続きを読む
- 2021/02/03(水) 15:49:33|
- 岡山東部
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
浅口市金光町、城山の裏~広域農道を挟んで畑の奥に位置
古墳的に安直な名前ですが、、、大石は地名で古墳固有ではありません(^^;
全景~ もちろん!すべてが墳丘にあらず&本来の墳丘は不明

↑↓蒼々とした画像は
2019年6月23日 その他は
2018年10月17日撮影
南東に開口

秋にはスッキリしてます

残ってるのは玄室の奥部のみ。天井石は2枚 d=2.5m w=1.6m h=1.2m(現状)

僅かな側壁

逆サイド

手前の天井石が落ちてるので奥壁もよく見えません。
■Point_Link by GoogleMap [大石古墳]の続きを読む
- 2021/01/31(日) 01:46:51|
- 岡山西部
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
瀬戸内市邑久町上笠加、甲山の南斜面に広がる古墳群、
以前10基ほどでしたので続き。
なお尾根頂ラインは甲山古墳群(全5基とのこと)なのですが、
境界が踏査時期によって交叉してるようなので まとめて紹介します。
その11...入江ぶどう園の上“
その9”のすぐ西に位置

12年前は藪状態だった域。その時、お願いしたら「そのうち刈っとくわ~」と入江さん。。。ありがとう(^^;
幅は0.5m程度。いちおう横穴

その12...11のさらに西。封土は流失

ブドウ園あるある~ よく見る光景...ちょうどいいらしい

南に開口

玄室奥はちゃんと残してくれてる d=2.79m w=1.22m h=0.92m(現状)

その13...12の北(上)やや西15mほどに露出
↑クリック 逆方向...上から。d=3m w=0.5m 程度
奥壁~

その14...13の東、12の真上くらいに 同様に封土流失

d=2.23m w=0.75m 石室

天井石が重いためか、やや残存率がいい

側壁~ ほぼ そのあたりに転がってたであろう石をそのまま積んでる
↑クリック 逆サイド...同様
奥壁は割石で面をキッチリ

その15...
上笠加24号墳
ブドウ園上の平坦な丘から西に下りはじめに一辺12m*1.5mな双室方墳 石室は西南西向き
南側の小さい石室A。石槨というより盗掘跡からみても横穴式石室かと
↑クリック 覗き込んだ程度...サイズ的には竪穴でも先の11や13もこの程度
キッチリ内部~ 横デス❕
↑クリック 側壁...いかにも(^^;
北側の石室Bも、、、d=7.85m w=1.14m h=1.33m(現状)

コチラのほうがむしろ横穴っぽくない石積み
天井を失った玄室

中途半端な奥壁

側壁~
↑クリック 逆サイド...ここまでイレギュラーされると全然わからないw
奥から~ 天井石ないので圧されて寄ってる

羨道あたりに唯一掛かってる天井石
↑クリック 上から...先は急斜面だし7世紀なんだろうけど...手抜きなのかな?
その16...明らかに隠しにかかった立地。13m*3,5mの良好墳丘 ↓西側
↑クリック 東サイド...現状で丸に近いので、元はかなり楕円だったはず
南に開口するも、南側は丘陵で景色は開けてない

羨道壊失で石室全長は半分以下になってるのだろうけど 重厚な玄室は健在
↑クリック 斜めから...開口部
玄室 d=4.14m w=1.46m h=1.75m(現状)
↑クリック 縦画像...with 天井

ほぼ割石で横目地も揃う美しき側壁
↑クリック 逆サイド...やや揃ってない(^^;
奥壁~ 積む直前で割れたっぽい2段目
↑クリック 縦画像...with 天井 3段目は“
ねこ石”(=^・^=)
奥から~
↑クリック 縦画像...with 天井

その17...下に降りて現役の畑と道の間のスペースに10m*2.5m墳丘

羨道は壊され 南南西に大きく開口

玄室 d=5.06m w=1.33m h=1.74m(現状)
↑クリック 縦画像...with 天井

側壁~ 基部をしっかりのパタン
↑クリック 逆サイド...こちらのほうが石材は大きい
奥壁~ 割石2段。。。その後亀裂

奥壁だけではなく後世の亀裂多し。乾燥しすぎなのかも

かなり危うい(汗
奥から~
↑クリック 縦画像...with 天井。あと100年は保てない

その18...畑を北上した檜植林地帯。谷頭斜面に12m*3mの墳丘 ↓西側から

かつて、短い羨道があったもよう

玄門のところで南南東に開口

石材の景色が違う玄室~ d=3.67m w=1.31m h=1.45m(現状)
↑クリック 縦画像...with 天井

側壁~ 斜めってるが故意な持ち送りではない
↑クリック 逆サイド...こちらは歪みナシ
奥壁~ 右の側壁材を下に置いてほしかった!シマシマ
↑クリック 縦画像...with 天井
玄門!ウソっぽいけど袖はオリジナルかな。しきみは違うかと。

奥から~
↑クリック 縦画像...with 天井

その19...ブドウ園への車道の脇に小円墳。

ビミョーだが、横穴だったかな?@立地
その20...畑西側の斜面に
11クラスの小石室

最奥天井は遺存

奥壁~ w=0.5m程度

その21...前編4の真上20m程度に露出石室

巨石をも強引に破壊
↑クリック 後方から...奥壁上も開いてる
内部から羨道方向 袖不明

玄室~ d=5.45m w=1.62m h=1.13m(現状)
↑クリック 縦画像...with 天井
側壁~ 天井石のわりに小粒で支え切れてない感(^^;
↑クリック 逆サイド...同様
奥壁~ 原型留めず(汗

奥から~

その22...車道を登り上の駐車ポイントに停めると南に墳丘が見えてます

未盗掘かも?凹んでないキレイな墳丘は8m*1.5m

その23...駐車ポイントから道なりに登り突き当たる墳丘

盗掘してゴメンナサイな祠。これだけなのにGoogleMapだと甲山権現神社とな。

ここから甲山古墳群の域に入ります
その24...
甲山1号墳18より東の尾根ピークライン。一辺18m角*5m 大きすぎて最初は尾根の一部にしか見えない

墳頂も四角でまたしても双室仕様。共に竪穴系

逆(東)から~

南から

蓋石の立ってる南側石室

内部 大きめの箱式石棺のような朱い石槨

北側石室の開口部

内部~ なぜこんなに異なる?小口積式竪穴石室

その25...
甲山2号墳 24に隣接ですが、やはり大きすぎる墳丘 15m*3.5m

墳丘はキレイだが頂部の箱式石棺の痕跡凹

その26...
甲山3号墳やや距離を於いて同規模の墳丘なれど藪中にて撮れず。墳頂には四角で深い盗掘跡

暴かれたのはわりと最近か?そんなに古くない
石室サイズ無視で露天掘りしてるから 竪穴壁が残ってる

その27...
甲山4号墳26からさらに東のほぼピーク。立石大師の斜め後方に一辺15m*3mほどの方墳
↑クリック わかりにくいので加筆...ここでは方墳=ツインです

東側凹痕跡...箱式石棺かな?

西側凹痕跡は墳丘端まで伸びるので横穴式石室か?

ここの人たち、、、意見が合わなくて双室にするのか?
↓ポイントは前編の4
■Point_Link by GoogleMap [上笠加古墳群=後編]の続きを読む
- 2021/01/29(金) 20:50:50|
- 岡山東部
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
岡山市北区大崎~ かの大古墳群『
大崎古墳群』中、南の外れにもう1基、、、変わり種がありました
その36...
大崎28号墳 小尾根の突端南側に位置する忘れられた神社
↑クリック 鳥居下から鳥居をくぐると階段が~

その先に朽ち果てた社 その背後に横穴式石室の羨門 幅はなんと1.7m
↑クリック 社正面羨道は羨道2枚目天井石のところで埋もれてる

その2枚目、厚いので段になってる(まぐさ石はもっと奥)

奥壁側がわずかに開いてる(人が通れたサイズではない) 石室全長は9mほど
↑クリック 墳丘サイドから...墳丘はなんとなく10m角の方墳
玄室内部 d=4.65m
w=2.1m h=0.9m(現状) 玄門はオーソドックスな右片袖式

最上部にも関わらず異様に長い側壁材

墳頂から南(鳥居)
↑クリック 南西下から見上げる次元が異なる階段の石垣 おそらく160年前

↓ポイントは当
28号墳■Point_Link by GoogleMap [大崎古墳群:追記]の続きを読む
- 2021/01/29(金) 05:10:17|
- 追記・補足
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
瀬戸内市長船町飯井~裏の油杉にかけての堂法山。主にその高所で未周知、未確認だった名無し古墳たち
堂法山1号墳(仮)...瀬波戸池2号墳より北に150mくらいの開けた緩斜面に位置(標高=196m地点)
↑クリック 石列群...現状で12m*3m程度の墳丘
ほぼ元位置をキープしている石列。円墳だがあまり弧を描いてない=まん丸にする気はない
↑クリック やや後方...浅いが背後も切ってるし、角は丸いので方墳にあらず。
石室は南に開口

開口部は玄室。羨道は壊失
↑クリック 斜めから袖石は元位置かも。右片袖ないし両袖でまぐさ石と天井石1枚相当が無くなってる
↑クリック 正面から...袖石
玄室~ d=4.56m w=1.31m h=1.61m(現状)
↑クリック 縦画像...with 天井

側壁~ 奥がピカピカの割石で精度も好い
↑クリック 逆サイド...明らかに故意に揃えてる
奥壁~ ほぼ1枚
↑クリック 縦画像...with 天井
奥から~ 羨道跡も含めると8mを超える
↑クリック 縦画像...with 天井

堂法山2号墳(仮)...1号の西やや上の斜面に破壊石室(小型) サイドから

前から~ 幅は0.5m程度

堂法山3号墳(仮)...2号よりさらに西、浅い谷の下方に山寄せ(墳丘8m*1m)

後方から~ 最奥天井石のみ元位置

石室は南南東向き 現状サイズはd=1.58m w=0.98m

小さいながら1枚仕様な奥壁

↓ポイントは1号墳(仮)
■Point_Link by GoogleMap [堂法山古墳群(仮)]の続きを読む
- 2021/01/24(日) 02:16:52|
- 岡山東部
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2