古墳奮闘

   古墳絵日記……GoogleMapにピンリンク~続きを読むでプチ感想・情報

宗谷山古墳群=前編

10基から成るらしい超マイナー古墳群。そこそこ書物も読み漁ったが未だ名前すら見たことない(^ ^ゞ
なんせ遺跡リストに於いても何もデータ無しで10基すべて【古墳(円墳(小型))、横穴式石室】
でもこのコピペの羅列って「稲荷霊園古墳群」でまんまと騙されたし(笑)
ヘタに大きい数値で行ってみると壊滅状態ってよりはダメもとのほうが落胆しなくていい(^^;

しかしこんな急な山に果たして石室墳があるのか?ってところです<下から見上げると。
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順路的に林原の前に寄ったけど「こりゃ時間が余ったらだな」と一旦スルーしたほど。

その1...神社に向けてひたすら登り続けて尾根先で道がカーブするところを直進(道からすでに見えてる)
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墳丘は15m*4mほど

南向き~羨道消失、玄門部で開口・・・でも狭い
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とりあえずカメラ挿入~ 内部が明るいっ
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横に廻ると側壁上部も開口
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玄室奥~ おおよそd=4m w=1.4m h=1.3m 奥壁は鏡石+α
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玄門~ 徐々に狭まる無袖式  小型・・・なのか?
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その2...1のすぐ北側で13m*3mほどの墳丘
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南東向きに開口・・・これはやや広い
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石室内部~ 細かい石材を乱積み d=4.2m w=1.4m h=1.4m
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↑クリック 縦画像...with 天井。持ち送りアリ

側壁~ 古さは否めない
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↑クリック 逆サイド

奥壁~ 側壁と大差ないけど中央になにやら拘りの1個
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↑クリック 縦画像...with 天井

奥から~  これも小型・・・なのか?
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↑クリック 縦画像...with 天井



その3...さらにその北に隣接で18m*5mほどの大型墳丘
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南に開口  羨道はほぼ消失
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玄室内部~ これでも前半部は埋もれてる d=5m(+残存羨道1m) w=1.8m h=2.5m(最奥)
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↑クリック 縦画像...with 天井&見事な持ち送り

側壁~ 5~6段で横ラインも揃ってる
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↑クリック 逆サイド

奥壁~ 2段だが上も大きく持ち送りに沿った形
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↑クリック 縦画像...with 天井。最奥は床が彫り込まれてほぼ原形か

奥から~ 右片袖式  これは・・・小型・・・ぢゃないだろう。墳丘共に(^^;
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↑クリック 縦画像...with 天井



その4...3より50mほど北で山道よりやや西に外れた斜面に位置
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↑クリック 拡大...墳丘は8m*1.5mほど(現状)で南向き

石室内部~ 入り口に石材が転がってて入室困難 d=3m w=0.9m h=0.8m
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これは小型・・・かもしれない(笑) でも奥壁は1枚のようです
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その5...参道脇にやや削られた気配の墳丘 13m*2mほど~円墳としては小型だよな
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南に開口、狭いうえに分断されて1/2
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とりあえずカメラ挿入
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↑クリック 縦画像...これは入らなくちゃ(^^;

玄室~ d=4.5m w=1.7m h=2m +羨道2.5mで全長は7m
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↑クリック 縦画像...with 玄室天井は3枚

側壁~ 割石も多くガッチリ
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↑クリック 逆サイド...大きな石材も多数

奥壁~ 巨大鏡石だが縦横共に足らず
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↑クリック 縦画像...with 天井隅はR

玄門は微妙~ 両袖式か右片袖式か
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↑クリック 縦画像...with 天井

奥から~ 
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↑クリック 縦画像...with 見事な巨石天井



その6...鳥居のあるところから道をはずれ南東へ80mほど
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12m*2.5m程の墳丘、封土はやや流れ天井一部露出

南に開口、羨道の天井は無い
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↑クリック 斜めから...羨道痕は約2.5m

玄室~ 天井隙間から植物の侵入を許すもその他は良好 d=4.5m w=1.6m h=2.1m
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↑クリック 縦画像...もう驚くことにも慣れ(笑)

側壁~ やや粗い
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↑クリック 逆サイド

奥壁~ 並みの高さなら1枚で十分なのにっ
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↑クリック 縦画像...with 天井。何か塗ってたのかな

玄門は右片袖式のようです
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奥から~ 継ぎ足してた天井が落下か
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↑クリック 縦画像...with 天井



その7...6とほぼ同じ標高のまま丘陵東側へ。雑木林ですが大きな墳丘なのですぐ判る
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規模は20m*5mってところか~でも(小型)<クドい(笑)

南に開口
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↑クリック 下から...石材2点転がる

羨道から内部~ えーっ!? 慣れた頃にまた驚く
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↑クリック 縦画像...玄門が一段下がる吉備路パタン

玄室!どーなってんだこの古墳群!! d=4.8m w=2.1m(胴張で奥は1.8m) h=2.4m +羨道長3mで全長7.8m
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↑クリック 縦画像...with 天井。美しすぎる(^o^)

側壁~ ビクともしてない…いい仕事  この奥だけ何故か小さめ石材↓
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↑クリック 逆サイド...不揃いなれど巨石もふんだん

奥壁~ 美形鏡石を据えそれを引き立てるが如く敢えて小さな石材で周りを埋めてる
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↑クリック 縦画像...with 天井隅もR仕様。過去に何か祀ってた形跡アリ

両袖式の玄門、強いて云えばココがちょっと甘く袖柱がまぐさ石に届かず&羨道幅も袖に沿わず
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↑クリック 縦画像...with まぐさ石も巨大

奥から~ いや、もう何も(^^;
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↑クリック 縦画像...with 天井
単に大きいだけではなく何か芸術を感じる石室デス(^_^)
でもどうしてコレが見向きもされてないのでしょう???恐るべし!

後編へつづく→宗谷山古墳群=後編

↓ポイントはその1
■Point_Link by GoogleMap

資料がアレですから何号墳か割り当ては不可能

ってわけで、まんまと騙されてしまいました(^o^)
確認できたうち小型で済まされるのは4だけのような・・・
まぁ川向こうにある牟佐大塚古墳と比べりゃ小型ですけどね(笑)
振り返ってみれば玄室は7基ともほぼ完存。こんなとこも滅多にないぞよ。。。
最後の7なんて操山や吉備路に在ったとしても堂々たるものです!
それが何故こんな山の上に・・・謎多き古墳群。しかし凄い穴場デス!

さすがにもうサプライズは無いだろうと諦めてたのに大いなる番狂わせ(^^;

残りあと3基・・・気になるけど何度も足を運ぶにはちと遠い...ってか高所すぎーっ
GIS範囲内の緩斜面は大方当たってみたのでもうあまりアテもないし。<でもたぶんまた行く(笑)

分布図
souya.gif
参道入り口(川沿い)に1台駐車出来ますが落ち着かない。
踏切北から西に延びる農道は行き止まりなので長時間可<3時間は停めてた
もしくは裏から惣谷神社まで車で登れるようです(Pアリ@宗谷山公園

後日へ→宗谷山古墳群=後編
  1. 2009/02/28(土) 15:55:55|
  2. 岡山市内
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<宗谷山古墳群=後編 | ホーム | 向山古墳群>>

コメント

残り物には福があるというよりやめられないとまらない○○えびせん状態でしょうか(笑)
資料があてにならないとなるとこれはもう総当たりするしかないな、
と後追いするσ(^_^)の為にあおってみるヾ(^^;)
岡山周辺の山って石室だらけじゃないの(^^;)
  1. 2009/03/03(火) 10:29:44 |
  2. URL |
  3. 平家蟹 #-
  4. [ 編集]

高所なので川向かいの竜ノ口山頂程度だろうなぁ~
そうだったら途中でやめて降りるつもりだったのに・・・
降りるに降りられなくなってしまって日が沈むまで(^^;

リストアップ時【古墳(円墳(小型))、横穴式石室】でスルーしてたのをまた拾いなおさねば・・・
まぁドジョウはそうそう居ないでしょうけど(笑)

少なくとも地元でコレをご存じの方は誰も見にすら来ないので
「こんなものそこらじゅうにいっぱいあるんだろう」くらいにしか思ってないでしょうね(^ ^ゞ
いや、実際いっぱいあって見つけても他言されないまま葬られてるものもおそらく・・・・
  1. 2009/03/03(火) 13:39:11 |
  2. URL |
  3. かまどねこ #YZygDJcY
  4. [ 編集]

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